地球は今病んでいる。日本ばかりか世界各国で、その地球を救う為、それぞれの分野で環境対応に必死な取組が行われている。現在、日本列島で毎日発生する生ゴミなど有機性廃棄物は、膨大な量にのぼる。
厨芥、魚のアラ、オカラといった生ゴミから、下水汚泥、蓄糞、動物性残渣、木皮、木屑など。これとは別に工場などから出る産業廃棄物は年間排出量が4億トンに達する。しかも、これらのゴミが最終的にたどり着く埋め立て処理場にはゆとりがない。自治体が集めた一般廃棄物は8年余り、産業廃棄物に至っては2年ほどで日本中どこにも捨て場がなくなると推定されている。
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